-
大活字本シリーズ コナン・ドイル⑥ 緋色の研究
¥3,850
アーサー・コナン・ドイル 著 A5判 価格3,500円+税 ISBN978-4-86251-521-6 シリーズ第6巻「緋色の研究」は、コナン・ドイルによる長編小説。シャーロック・ホームズシリーズ最初の作品である。ホームズとワトソンの出会いと、ロンドン警視庁の腕利き刑事が解決できなかった難事件を、ホームズの並外れた観察力、推理力、手法の鮮やかさが冴え渡り、僅か3日で解決。名探偵シャーロック・ホームズが誕生した記念すべき作品。 目次 第一部 元軍医局 ジョンH.ワトソン医学博士の回想録より復刻 第1章 シャーロックホームズという人物 第2章 推理の科学 第3章 ローリストン・ガーデンの謎 第4章 ジョン・ランセの供述 第5章 広告に訪問者がある 第6章 トビアス・グレッグソンの調査結果 第7章 暗闇の中の光 第二部 聖者たちの国 第1章 広大なアルカリの平原で 第2章 ユタの花 第3章 ジョン・フェリアーと預言者の対談 第4章 命がけの逃走 第5章 復讐の天使たち 第6章 ジョン・ワトソン医学博士の回想録の続き 第7章 結末 著者プロフィール アーサー・コナン・ドイル(1859―1930) イギリスの作家、医師、政治活動家。 推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。 「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。
-
大活字本シリーズ コナン・ドイル⑤ 空家の冒険
¥3,850
アーサー・コナン・ドイル 著 A5判 368ページ 価格3,500円+税 ISBN978-4-86251-520-9 シリーズ第5巻「空家の冒険」は、表題作のほか、「ノーウッドの建築業者」「踊る人形」「自転車乗りの影」の4篇を収載。前作「最後の事件」で宿敵との決闘で滝壺に消えたホームズが3年ぶりに復活を遂げた「空家の冒険」。若い弁護士が放火殺人の容疑をかけられた。無実を訴える彼のために、ホームズが捜査に乗り出す「ノーウッドの建築業者」など、復活後のホームズの推理がますます冴え渡る。他2篇を収載。 目次 空家の冒険 ノーウッドの建築業者 踊る人形 自転車乗りの影 著者プロフィール アーサー・コナン・ドイル(1859―1930) イギリスの作家、医師、政治活動家。 推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。 「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。
-
大活字本シリーズ コナン・ドイル④ 最後の事件
¥3,850
アーサー・コナン・ドイル 著 A5判 368ページ 価格3,500円+税 ISBN978-4-86251-519-3 シリーズ第4巻「最後の事件」は、表題作のほか、「株式仲買人」「黄色い顔」「ギリシャ語通訳」「マスグレーヴ家の儀式」の5篇は「シャーロック・ホームズの回想」シリーズの収載作品である。 「最後の事件」は短編の中でも一、二を争う問題作。ドイルがホームズシリーズを終わらせることを決意して書いた伝説的な作品である。ホームズ最大のライバルであるモリアーティー教授との直接対決。どんな結末が描かれているのか…。 また、ホームズの兄が登場する「ギリシャ語通訳」。執事とメイドが相次いで姿を消し、マスグレーヴ家の儀式書にまつわる謎を解き明かす「マスグーヴ家の儀式」など、人気の短編作を収載。 目次 株式仲買人 黄色い顔 ギリシャ語通訳 マスグレーヴ家の儀式 最後の事件 著者プロフィール アーサー・コナン・ドイル(1859―1930) イギリスの作家、医師、政治活動家。 推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。 「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。
-
大活字本シリーズ コナン・ドイル③ グローリア・スコット号
¥3,850
アーサー・コナン・ドイル 著 A5判 416ページ 価格3,500円+税 ISBN978-4-86251-518-6 シリーズ第3巻「グローリア・スコット号」は、表題作のほか、「白銀号事件」「入院患者」「曲がれる者」「ライギット・パズル」の5篇は「シャーロック・ホームズの回想」シリーズの収載作品である。 シャーロック・ホームズが探偵を職業とするきっかけになった最初の事件「グローリア・スコット号」を始め、本命馬である白銀号の突然の失踪、さらに調教師が殺されるショッキングな事件「白銀号事件」など、予想もつかないトリックと展開で引き込まれる内容となっている。 目次 グローリア・スコット号 白銀号事件 入院患者 曲がれる者 ライギット・パズル 著者プロフィール アーサー・コナン・ドイル(1859―1930) イギリスの作家、医師、政治活動家。 推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。 「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。
-
大活字本シリーズ コナン・ドイル② 唇のねじれた男
¥3,850
アーサー・コナン・ドイル 著 A5判 432ページ 価格3,500円+税 ISBN978-4-86251-517-9 シリーズ第2巻「唇のねじれた男」は、表題作のほか、「まだらのひも」「オレンジの種五つ」「青い紅玉」「技師の親指」の5篇は「シャーロック・ホームズの冒険」シリーズ1の収載作品である。 いずれの作品も短編でありながら、予想もつかないトリックと二転三転するストーリー展開で引き込まれる内容となっている。 目次 唇のねじれた男 まだらのひも オレンジの種五つ 青い紅玉 技師の親指 著者プロフィール アーサー・コナン・ドイル(1859―1930) イギリスの作家、医師、政治活動家。 推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。 「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。
-
大活字本シリーズ コナン・ドイル① ボヘミアの醜聞
¥3,850
アーサー・コナン・ドイル 著 A5判 464ページ 価格3,500円+税 ISBN978-4-86251-516-2 シリーズ第1巻「ボヘミアの醜聞」は、表題作のほか、「赤毛連盟」「花婿失踪事件」「ボスコム谷の惨劇」「独身の貴族」の5篇は「シャーロック・ホームズの冒険」シリーズ1の収載作品である。 ホームズシリーズ一作目となる人気作「ボヘミアの醜聞」。不可解な謎と意外な解決方法で、ホームズ作品の佳作の一つといわれている「赤毛連盟」等。ホームズシリーズ一作目から順に収載している。短編が多く、展開もスピーディーで読みやすい一冊。 目次 ボヘミアの醜聞 赤毛連盟 花婿失踪事件 ボスコム谷の惨劇 独身の貴族 著者プロフィール アーサー・コナン・ドイル(1859―1930) イギリスの作家、医師、政治活動家。 推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。 「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。
-
日本の図書館事始
¥3,960
日本における西洋図書館の受容 新藤 透 著 46判 336ページ 価格3,600円+税 ISBN978-4-86251-510-0 もともと日本に存在していた「文庫」の多くは、誰でも自由に利用できる図書館(ライブラリー)ではありませんでした。一般的に、「ライブラリー」を西洋から日本にいち早く紹介したのは、福沢諭吉であると言われています。 本書は、このスタート地点から見直し、日本人と西洋式の図書館との最初の接触が、天正遣欧使節にまで遡れることを詳らかにします。その後、西洋を訪れた日本人がどのような図書館を見学したのか。そして、西洋の図書館の様子をどのように伝えたのか。本書はその具体的な様相に迫ります。 目次 はじめに 第一章 天正遣欧使節の図書館発見 第一節 先行研究 第二節 天正遣欧使節のヨーロッパ派遣の目的 第三節 天正遣欧使節が見た西洋の図書館 第四節 慶長遣欧使節と図書館 第五節 日本の神学校に図書館はあったのか 第六節 西洋図書館は日本の文庫に影響を与えたのか 第七節 「鎖国」下の海外図書館情報 第二章 漂流民による海外図書館情報 第一節 江戸時代の海運と漂流 第二節 大黒屋光太夫のロシア体験 第三節 光太夫はロシアで図書館を見たのか 第四節 ジョン万次郎のアメリカ体験 第五節 万次郎が受けた教育と読書 第六節 漂流民と図書館 第三章 幕末遣外使節団が見た図書館 第一節 七回の遣欧米使節団 第二節 万延遣米使節団 第三節 文久遣欧使節団 第四節 福沢諭吉のヨーロッパ体験と図書館 第四章 明治政府の図書館導入政策 第一節 『西洋事情』の影響 第二節 京都の書籍会社・集書会社と集書院 第三節 明治政府の国立図書館構想 第四節 岩倉使節団 第五節 田中不二麿の図書館視察 第六節 フィラデルフィア万国博覧会と図書館 第七節 目賀田種太郎の図書館報告 第八節 明治初年の教育法規と図書館 おわりに あとがき 索引 著者プロフィール 新藤 透(シンドウ トオル) 1978年埼玉県熊谷市に生まれる。 2006年筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程修了。博士(学術)。 現在、國學院大學文学部教授。 専攻、図書館情報学、歴史学(日本近世史)。 主要著作に、『古代日本に於ける「図書館」の起源』(樹村房、2022年)、『戦国の図書館』(東京堂出版、2020年)、『図書館の日本史』(勉誠出版、2019年)、『図書館と江戸時代の人びと』(柏書房、2017年)、『北海道戦国史と松前氏』(洋泉社歴史新書、2016年)、『松前景広『新羅之記録』の史料的研究』(思文閣出版、2009年)などがある。
-
江戸川乱歩大活字本シリーズ
¥26,950
江戸川 乱歩 著 各巻ともA5判(本体価格3500円) 7巻セット価格(全7冊) 24500円+税 ISBN978-4-86251-495-0 第1巻から第7巻まで19作品を収載。森鷗外江戸川乱歩の珠玉の名作を、総ルビ、大活字で堪能できる。鮮やかな7色で装飾された本シリーズは、本棚に差していても美しい仕上がりになっている。 各巻内容 ①『怪人二十面相』 ②『人間椅子』 人間椅子/D坂の殺人事件/押絵と旅する男/蟲 ③『パノラマ島綺譚』 ④『屋根裏の散歩者』 屋根裏の散歩者/心理試験/芋虫/二銭銅貨 ⑤『火星の運河』 火星の運河/鏡地獄/月と手袋/白昼夢/人でなしの恋 ⑥『黒蜥蜴』 ⑦『陰獣』 陰獣/双生児/赤い部屋 著者プロフィール 江戸川 乱歩(エドガワ ランポ) 1894(明治27)―1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。 大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。 あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。 主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。
-
大活字本シリーズ 江戸川乱歩⑦ 陰獣
¥3,850
江戸川 乱歩 著 A5判 384ページ 価格3,500円+税 ISBN978-4-86251-494-3 シリーズ第7巻「陰獣」は表題作のほか、「双生児」「赤い部屋」の3篇を収載。「陰獣」は江戸川乱歩(本名は平井太郎)自身がモデルである。探偵小説作家である「私」は、愛読者である美貌の人妻、小山田静子から奇妙な相談を受ける。かつて、静子が捨てた男、謎の探偵作家・大江春泥こと平田一郎に脅迫されているという。春泥の謎を追う内に思いもよらない真相に辿り着く。乱歩の代表作といえる本格推理長編の傑作。 また、兄と皺の寄り方も寸分違わない双生児として宿命を授かった弟が考えに考え抜いた完全犯罪「双生児」。秘密クラブ「赤い部屋」には、今夜も異常な興奮を求める七人の男が集まっていた。一人の男が自身の殺人経験を語っていく…。 目次 陰獣 双生児 赤い部屋 著者プロフィール 江戸川 乱歩(エドガワ ランポ) 1894(明治27)―1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。 大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。 あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。 主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。
-
大活字本シリーズ 江戸川乱歩⑥ 黒蜥蜴
¥3,850
江戸川 乱歩 著 A5判 464ページ 価格3,500円+税 ISBN978-4-86251-493-6 シリーズ第6巻「黒蜥蜴」。江戸川乱歩の長編探偵小説および、作中に登場する女性盗賊の俗称。小説は1934年(昭和9年)、月刊誌『日の出』1月号から12月号に連載された。宝石等「美しいもの」を狙う美貌の女賊・黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎が対決するトリッキイでアクロバティックな冒険物語である。 目次 黒蜥蜴 暗黒街の女王 地獄風景 ホテルの客 女魔術師 女賊と名探偵 一人二役 暗闇の騎士 名探偵の哄笑 名探偵の敗北 怪老人 クモと胡蝶と 令嬢返信 魔術師の怪技 「エジプトの星」 塔上の黒トカゲ 奇妙な駈落者 追跡 怪談 恐ろしき謎 水葬礼 地底の宝庫 恐怖美術館 大水葬 白い獣 人形異変 離魂病 二人になった男 再び人形異変 うごめく黒トカゲ 著者プロフィール 江戸川 乱歩(エドガワ ランポ) 1894(明治27)―1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。 大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。 あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。 主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。
-
海軍兵学校長の言葉
¥2,750
激動の時代に信念を貫いた 真殿 知彦 著 四六判 288ページ 価格2,500円+税 ISBN978-4-86251-508-7 学校の開校、リストラ、校内暴力、外国人教師の招聘、地方移転、ゆとり教育、英語教育、オリンピックの延期・中止問題、戦争、そして閉校。 明治~昭和の激動の時代に海軍兵学校で起こったことは、現代に重ね焼きされるようだ。 海上自衛隊幹部候補生学校(江田島)と、海上自衛隊幹部学校(目黒)の両方の学校長を務めた著者が、歴代校長の言葉で歴史を振り返り、激動の時代のリーダー像に焦点を当てる。 目次 第1章 黎明期 ~荒れた学校から紳士の教育機関へ ●生みの苦しみ「海軍兵学寮」 ●幅広い優秀な人材を集めることを企図した入学資格 ●勝海舟に「海軍はやめた方がいい」 ●カオス状態の「荒れた学校」 ●〝親分校長〟の登場 ●自分と教授は昇任、生徒はリストラ ●三人の海軍大将が幻になっていたかもしれない ●ダグラス軍事顧問団による混乱と変革 ●やりすぎたダグラスの突然の帰国 ●ポスト中牟田時代の校長たち ●怒り狂う榎本海軍卿、更迭される仁礼校長、飛ばされる権兵衛 第2章 発展期 ~江田島移転と海軍教育の確立 ●江田島移転の大英断はなぜ行われたか ●「赤レンガ」がない、揺れる「東京丸」、築地に戻りたい ●海軍大学校創立と「海大の父」坂本俊篤 ●マハンを呼べ ●海大教育の功労者 島村・山屋・秋山で完成する海軍戦術 ●人気投票第一位 島村速雄の「単縦陣」 ●「他人」が作った「円戦術」 ●天才秋山が完成させた「海軍戦術」 ●時代の寵児「山本権兵衛」 ●反本省派(反権兵衛派)二人の兵学校長 ●中牟田の首を切れ ●海軍教育グランドスラム達成者 第3章 束の間の平和 ~傑出した兵学校長たち ●軍縮の時代到来 ●海のない米沢が生んだ海軍大将:山下源太郎 ●「よいことならやろう」主義 ●軍艦を売って、大講堂を建設 ●日本海軍が生んだ逸材:鈴木貫太郎 ●国際情勢と「武士道」教育 ●鉄拳制裁の禁止 ●たかとの再婚と四発の銃弾 ●もう他に人はない ●「真面目」校長:谷口尚真 ●ブチ切れる東郷平八郎 ●「ゆとり教育?」:物議を醸した「ドルトンプラン」 第4章 危機 ~戦争勃発から終戦、そして海軍兵学校の解体 ●「五省」の導入:松下元 ●太平洋戦争開戦までの海軍兵学校長たち ●「任ちゃん」校長と日米開戦 ●「戦下手」と言われた海軍兵学校長:井上成美 ●歴代海軍大将の写真なんかはずせ ●軍事学より普通学を ●青田を刈っても米は取れない ●英語は絶対にやめない ●終戦工作:井上成美と高木惣吉 ●最後の海軍兵学校長:栗田健男 第5章 再興期 海上自衛隊幹部学校に招聘された二人の海軍提督 ●高木惣吉の幹部学校特別講義 ●海軍大将山梨勝之進の幹部学校特別講義 ●歴代海軍兵学校長たちの最期 著者プロフィール 真殿 知彦(マドノ トモヒコ) 1966年千葉県松戸市生まれ。1985年に筑波大学附属高校を卒業。1989年に防衛大学校を卒業後、海上自衛官に任官。2001年に筑波大学大学院地域研究研究科修士課程を修了。その後、アジア太平洋安全保障研究センター(ハワイ)、NATO国防大学(ローマ)の課程修了。 海幕防衛課長、第二航空群司令、海上自衛隊幹部候補生学校長、統幕防衛計画部副部長、横須賀地方総監部幕僚長、海上自衛隊幹部学校長などを経て、現在海上幕僚副長。
-
読書バリアフリーの世界
¥2,200
大活字本と電子書籍の普及と活用 野口 武悟 著 A5判 152ページ 価格2,000円+税 ISBN978-4-86251-509-4 大活字本、電子書籍、点字図書、音声図書、布の絵本、LLブック、手話付きの絵本……。 本を読みたくても、読むことができない状態、つまり、「本の飢餓」の問題を解消し、読書バリアフリーの世界を実現するためには、こうした「バリアフリー資料」の存在が欠かせません。 本書では、読書バリアフリーの環境を整えるために取り組まれていること、そして、これから必要なことを紹介していきます。 誰もが本を読むのに困らない社会を実現するために、私たちができることは何か、一緒に考えていきましょう。 目次 序章 「大活字本」の世界へようこそ 序.1 「本の飢餓」という問題 序.2 少なくない「プリントディスアビリティ」のある人(=視覚障害者等) 序.3 読書をあきらめなくていい環境づくりの必要性 序.4 本書の構成と概要 第1章 「読書バリアフリー法」とは何か 1.1 「読書バリアフリー法」制定の経緯 (1)「マラケシュ」条約締結と「著作権法」改正 (2)「障害者差別解消法」の制定・施行 1.2 「読書バリアフリー法」の内容 1.3 「読書バリアフリー法」制定後の展望 第2章 さまざまな「バリアフリー資料」 2.1 多様な読書ニーズとスタイル 2.2 「バリアフリー資料」の種類と特徴 (1)点字図書(点訳絵本、点字付きさわる絵本を含む) (2)音声図書(オーディオブック、録音図書) (3)布の絵本 (4)LLブック (5)手話付き絵本 2.3 大活字本 2.4 ICTの持つ利便性 2.5 「バリアフリー資料」の現状 2.6 「著作権法」の規定と「バリアフリー資料」 第3章 「大活字本」のあゆみ 3.1 はじまりは「拡大写本」づくりから (1)「拡大写本」前史 (2)「拡大写本」の登場 (3)法律の壁を変える 3.2 「大活字本」出版の展開 第4章 「大活字本」出版の現状と展望 4.1 「大活字本」出版の現状 (1)三和書籍 (2)埼玉福祉会 (3)大活字 (4)大活字文化普及協会 (5)読書工房 (6)三省堂 (7)河出書房新社 (8)響林社 (9)樹立社 (10)舵社 (11)ゴマブックス (12)新星出版社 (13)成美堂出版 (14)かまくら春秋社 4.2 「大活字本」出版のこれから 第5章 「大活字本」を読む 5.1 図書館などにおける「大活字本」提供の実際 (1)公共図書館 (2)学校図書館 (3)福祉施設 5.2 書店などにおける「大活字本」販売の実際 5.3 読者による「大活字本」利用の実際 第6章 アクセシブルな電子書籍への期待 6.1 電子書籍の出版・流通はいま 6.2 アクセシブルな電子書籍とそうでない電子書籍 (1)電子書籍コンテンツのフォーマットによる違い (2)電子書籍コンテンツのフォーマット以外の要素 6.3 アクセシブルな電子書籍の普及に向けて (1)出版社 (2)電子書店(ストア) (3)電子図書館(電子書籍サービス) (4)大切なのは生かすこと 終章 読書から「誰一人取り残さない」社会の実現に向けて 終.1 「誰一人取り残さない」は読書にも 終.2 「大活字本」が牽引する「読書バリアフリー」 終.3 読者=私たちにできること 終.4 役立つブックリスト 著者プロフィール 野口 武悟(ノグチ タケノリ) 専修大学文学部教授、放送大学客員教授。 筑波大学大学院博士課程修了、博士(図書館情報学)。 図書館情報学を専門とし、読書バリアフリー、障害者サービス、子どもの読書活動、電子図書館などを研究している。 現在、千代田区図書館評議会会長、小田原市図書館協議会委員長、(公社)全国学校図書館協議会編集委員会委員長のほか、NPOブックスタート理事、日本特別ニーズ教育学会理事、(一社)日本子どもの本研究会監事、(公社)日本図書館協会障害者サービス委員会委員、(一社)日本出版インフラセンターABSC管理委員会委員なども務める。 主な著書に、『学校経営と学校図書館(改訂二版)』(共編著、放送大学教育振興会、2023年)、『電子図書館・電子書籍サービス調査報告2022:これまでの10年とこれからの10年』(共編著、樹村房、2022年)、『学びの環境をデザインする学校図書館マネジメント』(共編著、悠光堂、2022年)、『改訂 図書館のアクセシビリティ:「合理的配慮」の提供へ向けて』(共編著、樹村房、2021年)、『変化する社会とともに歩む学校図書館』(単著、勉誠出版、2021年)などがある。
-
大活字本シリーズ 江戸川乱歩⑤ 火星の運河
¥3,850
江戸川 乱歩 著 A5判 336ページ 価格3,500円+税 ISBN978-4-86251-492-9 シリーズ第5巻「火星の運河」。表題作のほか、「鏡地獄」「月と手袋」「白昼夢」「人でなしの恋」の5篇を収載。江戸川乱歩があこがれていた異世界、禁断の夢をえがいた「火星の運河」。明智小五郎登場作品の一つである「月と手袋」。乱歩が自身の作品の中でもお気に入りと公言していた異色作「人でなしの恋」等、乱歩の短編怪奇小説を纏めた一冊。乱歩の怪奇幻想世界を堪能できる。 目次 火星の運河 鏡地獄 月と手袋 白昼夢 人でなしの恋 著者プロフィール 江戸川 乱歩(エドガワ ランポ) 1894(明治27)―1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。 大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。 あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。 主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。
-
世界が滅ぶ前に私たちは何ができるのか?
¥2,200
日本はなくなる? 人類は滅亡する? 救いはある? 内海 聡、杉本 錬堂 著 四六判 224ページ 価格2,000円+税 ISBN978-4-86251-507-0 国際競争力が低下していると警鐘を鳴らされている日本。近い将来、日本はなくなるのか? 地震や津波、火山の爆発などの天変地異も恐れられている。近い将来、世界は滅ぶのか? それらを防ぐことはできるのか? 私たちはどうしたらいいのか? ベストセラー医師として知られる内海聡と、セルフケアのカリスマであり、世界長老会議のメンバーでもある杉本錬堂が、これからの日本・世界が迎える危機について語り合います。 世界長老会議応援企画。 目次 プロローグ 預言の始まり 長老との出会い 世界長老会議とは何か? 来日したマヤの長老から… 第1部 日本が滅ぶ前に私たちは何ができるのか? 2025年に何が起こるのか? 土地が外国人に買われ続ける日本 種も水道も外国に支配される? 日本は農薬の使用量が世界一 獲った魚はみんな海外へ 好き勝手に木を伐ってもOK ゲノム編集食品で食糧危機を回避⁉️ 特区法で日本が日本でなくなる日も近い TPPで不平等条約を押しつけられる 自民党の改憲法案がマジでヤバい 緊急事態にすれば国はなんでもできる 政治家や官僚は当てにならない 遺伝子組み換え表示ができなくなる 『スター・ウォーズ』と同じような世界になる Twitterはイーロン・マスクになって変わった SNSを検閲しているのは誰? コロナワクチン問題はテレビでやらない 子どもたちにとっての2025年 ◉二人の出会いは? 統一教会とマスメディアの問題 安倍晋三と伊藤博文暗殺事件の類似点 台湾有事は避けられない? やっぱり、戦わない未来はないのか? ただ「日本はすごい」というだけでは… 第2部 世界が滅ぶ前に私たちは何ができるのか? 地球は何度も滅亡している? マヤの預言と仏教の不思議な符合 ◉先住民の予言を内海流に解釈すると… 現代人の体つきが変わってきている 高さ2キロの波がやってくる⁉ 高さ2キロの波は本当に来るのか? ◉月の正体とは?… けっきょく、私たちは何ができるのか? なんで、先住民は知っていたのか? 2025年7月に何かが起こるのか? ◉天城流湯治法について 先住民とスピリチュアル グレートジャーニーはなかった⁉ 縄文時代が話題にならないわけ ◉スピリチュアルと新興宗教について内海流に解釈すると… ハワイの先住民との会話 世界長老会議を行う意義とは 自給自足生活について 思想を忘れた日本の現状 先住民の医療について コオロギ食と無思想性の関係 エピローグ もし、世界が明日、滅ぶとしても 著者プロフィール 内海 聡(ウツミ サトル) 内海 聡:医師。2013年、断薬を主軸としたTokyo DD Clinicを東京都台東区に設立。NPO法人薬害研究センター理事長。市民がつくる政治の会代表。日本再生法人会代表理事。Facebookフォロワーは17万人以上、Twitterは15万人以上。執筆活動も精力的に行っており、精神医学の本質を暴いた『精神科は今日も、やりたい放題』(PHP文庫)や、『新型コロナワクチンの正体』(ユサブル)などがベストセラーに。また、先住民に関する造詣も深い。医学の正体や、社会構造、健康になるための食事法、量子医学にいたるまで著作は多数。近著に『2025年日本はなくなる』(廣済堂出版)がある。 杉本 錬堂(スギモト レンドウ) 杉本錬堂:天城流湯治法創始者。一般社団法人天城流湯治法協会代表。世界部族長老会議(シャーマン会議)日本代表。2007年にペルーで開催された世界長老会議に招聘される。世界中の部族の預言を実際に長老から聞き、その共通項に感銘を受ける。2008年、マヤ暦の最高神官、ドン・アルハンドラとともに日本全国ツアーに参加。アメリカ、アリゾナ、スイス、南米コロンビアでの長老会議に招聘される。世界中や日本の聖地に赴き、そのシャーマニズム的な直感力を使い、人の身体の痛みを見抜き、自分自身の手で治す方法を伝える。近著に『顔の左右が違うのはなぜ? 1分で改善できる技公開』(三和書籍)がある。
-
大活字本シリーズ 江戸川乱歩④ 屋根裏の散歩者
¥3,850
江戸川 乱歩 著 A5判 344ページ 価格3,500円+税 ISBN978-4-86251-491-2 シリーズ第4巻「屋根裏の散歩者」は、表題作のほか、「心理試験」「芋虫」「二銭銅貨」の4篇を収載。「屋根裏の散歩者」は、無気力で、何にも興味を示さず退屈な日々を送っていた郷田三郎が、引越し先の下宿で偶然、屋根裏に入れることに気づき、その日から三郎の屋根裏の散歩が始まる。屋根裏から他人の生活を盗み見る三郎は興奮に酔いしれていく。ある日、屋根裏から恐ろしい犯罪を思いつき完全犯罪を企てる。そこで、名探偵明智小五郎の登場。「二銭銅貨」「心理試験」は、乱歩初期の作品。「芋虫」は、戦前の作品として、発禁となった問題作である。 目次 屋根裏の散歩者 心理試験 芋虫 二銭銅貨 著者プロフィール 江戸川 乱歩(エドガワ ランポ) 1894(明治27)―1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。 大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。 あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。 主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。
-
大活字本シリーズ 江戸川乱歩③ パノラマ島綺譚
¥3,850
江戸川 乱歩 著 A5判 320ページ 価格3,500円+税 ISBN978-4-86251-490-5 シリーズ第3巻「パノラマ島綺譚」。乱歩の中編小説。売れない物書きの人見廣介は、自分と瓜二つの大富豪菰田源三郎になりすまし、沖の島に長年の夢であった理想郷、パノラマ島を作るという荒唐無稽な計画を企てた。目論見通り、理想のパノラマ島での生活をおくっていたが、源三郎の妻・千代子にある疑念を持たれ・・・。パノラマ島で展開される、不可思議で妖美な乱歩の世界が堪能できる。 目次 パノラマ島綺譚 一 二 三 四 五 六 七 八 九 十 十一 十二 十三 十四 十五 十六 十七 十八 十九 二十 二十一 二十二 二十三 二十四 二十五 著者プロフィール 江戸川 乱歩(エドガワ ランポ) 1894(明治27)―1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。 大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。 あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。 主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。
-
大活字本シリーズ 江戸川乱歩② 人間椅子
¥3,850
江戸川 乱歩 著 A5判 392ページ 価格3,500円+税 ISBN978-4-86251-489-9 シリーズ第2巻「人間椅子」は、表題作のほか、「D坂の殺人事件」「押絵と旅する男」「蟲」の4篇を収載。「人間椅子」は、椅子の中に住み、そこに座る女のぬくもりを味わう男の体験談。不思議で過激な乱歩の世界観が味わえる。「D坂の殺人事件」は、初期の作品で明智小五郎の初登場作である。この第2巻は短編、中編の作品であるため、読みやすく乱歩の奇妙で妖しい世界が堪能できる一冊となっている。 目次 人間椅子 D坂の殺人事件 押絵と旅する男 蟲 著者プロフィール 江戸川 乱歩(エドガワ ランポ) 1894(明治27)―1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。 大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。 あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。 主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。
-
大活字本シリーズ 江戸川乱歩① 怪人二十面相
¥3,850
江戸川 乱歩 著 A5判 468ページ 価格3,500円+税 ISBN978-4-86251-488-2 シリーズ第1巻「怪人二十面相」。江戸川乱歩が創作した架空の大怪盗、怪人二十面相の初登場作品である。そのころ東京中では、二十面相の噂で持ちきりだった。そんな中、大物実業家・羽柴壮太郎に届いた一通の予告状。差出人は「二十面相」。変装が得意で、二十の顔をもつ怪人二十面相と名探偵明智小五郎と助手の小林少年との推理対決が始まる。 目次 怪人二十面相 はしがき 鉄のわな 人か魔か 魔法使い 池の中 樹上の怪人 壮二君のゆくえ 少年探偵 仏像の奇跡 おとしあな 七つ道具 伝書バト 奇妙な取りひき 小林少年の勝利 おそろしき挑戦状 美術城 名探偵明智小五郎 不安の一夜 悪魔の知恵 巨人と怪人 トランクとエレベーター 二十面相の逮捕 「わしがほんものじゃ」 二十面相の新弟子 名探偵の危急 怪盗の巣くつ 少年探偵団 午後四時 名探偵の狼藉 種明かし 怪盗捕縛 著者プロフィール 江戸川 乱歩(エドガワ ランポ) 1894(明治27)―1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。 大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。 あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。 主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。
-
日本復活と青少年教育
¥2,420
社会の安定・継続のあり方 森田 勇造 著 A5判 224ページ 価格2,200円+税 ISBN978-4-86251-481-3 約半世紀にわたる著者の青少年健全育成活動と、世界142か国をめぐり行なった諸民族踏査の経験から考える、日本を元気に復活させるのに必要なことをまとめた。 よりよい日本を作っていくためにはよりよい社会を担っていく人材を育てていくことが重要である。そのために必要な青少年教育に必要な要素をまとめてある。 目次 はじめに 第1章 日本国と日本人 1 不思議な国・日本の現状 (1) 活力のなくなった日本 (2) 世界一の統合国家・日本 (3) 日本国騒乱 (4) 島国ではなくなった日本 (5) 日本的家族の崩壊 (6) 自殺率が世界一高い日本 (7) 日本国の再認識 (8)「日本」という土俵の上で (9) 日本の必要条件 (10) 現代日本の怪物“ぎまん” 2 日本人という民族 (1) 民族の言葉と風習 (2) 遅れてきた民族 (3) 民族的日本人とは (4) 日本人としてのあり方 (5) 先取り好みの日本人 (6) 逞しい日本人の育成 (7) 日本人の保証 (8) 日本人が誇れるもの (9) 日本人に名誉と勇気を 3 日本的文化 (1) 日本文化の原点 (2) 日本人と自然 (3) 稲に育まれた感性 (4) 稲作文化としての新嘗祭 (5) 天皇即位に必要な大嘗祭 (6) 文化戦争と教育 (7) 日本語の二通りの数え方 (8) カタカナ姓は異文化 (9) お正月の原点 (10) 日本の元旦の習わし (11) たなばたの原点 第2章 日本からの再出発 1 国際化する日本 (1) 世界の中の日本 (2) 日本人の国際化と国籍 (3) 日本の国際化と国民教育 (4) 先進国・日本国からの発信 2 世界における日本のあり方 (1) 大東亜戦争の人類史的考察 (2) 世界における日本の役目 (3) 東洋の概念と野外文化教育 (4) 野外文化教育学会の国際的役目 第3章 日本の安定・継続と青少年教育 1 日本復活に必要な国民の育成 (1) 国民づくりは自然教育から (2) 国語と自然環境 (3) 戦争を遺産とする知恵 (4) 祖国日本を信じよう (5) 千三百年間の戦略的“大嘗祭” 2 日本の安定・継続のために (1) 社会の安定・継続と少年教育 (2) 日本人からの出発 (3) 人民融和のための青少年教育 (4) この日本誰に渡す あとがき 著者プロフィール 森田 勇造(モリタ ユウゾウ) 昭和15年高知県生まれ。昭和39年3月東京農業大学卒。 昭和39年以来、世界(142カ国)の諸民族の生活文化を踏査し続ける。同時に野外文化教育の研究と啓発、実践に努め、青少年の健全育成活動も続ける。元国立信州高遠少年自然の家所長。元国立大学法人東京学芸大学客員教授、現在、公益社団法人青少年交友協会理事長、野外文化研究所所長、野外文化教育学会顧問、博士(学術)、民族研究家、旅行作家、民族写真家。平成24年春旭日双光章叙勲。
-
森鷗外大活字本シリーズ
¥30,800
森 鷗外 著 各巻ともA5判(本体価格3500円) 7巻セット価格(全8冊) 28000円+税 ISBN978-4-86251-479-0 第1巻から第7巻まで28作品を収載。森鷗外の珠玉の名作を、総ルビ、大活字で堪能できる。鮮やかな7色で装飾された本シリーズは、本棚に差していても美しい仕上がりになっている。 各巻内容 ①『舞姫』 舞姫/うたかたの記/文づかい/そめちがへ/妄想 ②『高瀬舟』 高瀬船/半日/寒山拾得/普請中/堺事件/護持院原の敵討 ③『山椒大夫』 山椒大夫/阿部一族/最後の一句/興津弥五右衛門の遺書 ④『雁』 ⑤『渋江抽斎』 (2巻分冊) ⑥『鼠坂』 鼠坂/追儺/佐橋甚五郎/蛇/木精/空車/心中/椙原品/百物語 ⑦『ヰタ・セクスアリス』 ヰタ・セクスアリス/魔睡 著者プロフィール 森 鷗外(モリ オウガイ) 文久2(1862)―大正11(1922)年。石見国津和野(現:島根県津和野町)出身。明治14(1881)年東京大学医学部を卒業後軍医となり、17年~21年ドイツに留学。40年、陸軍軍医総監・陸軍医務局長になり、軍医として最高職についた。 大正5(1916)年予備役となり、6年帝室博物館長兼図書頭。公務のかたわら、小説家、評論家、翻訳家として活躍。代表作に『舞姫』(1890)、『うたかたの記』(1890)、翻訳『即興詩人』(1892~1901)、『ヰタ・セクスアリス』(1909)、『雁』 (1911)、『阿部一族』(1913)、『山椒大夫』(1915)、『高瀬舟』(1916)、史伝『渋江抽斎』(1916)などがある。本名は森 林太郎(もり りんたろう)。
-
大活字本シリーズ 森鷗外⑦ ヰタ・セクスアリス
¥3,850
森 鷗外 著 A5判 296ページ 価格3,500円+税 ISBN978-4-86251-478-3 シリーズ第7巻「ヰタ・セクスアリス」は、表題作のほか、「魔睡」の2篇を収載。「ヰタ・セクスアリス」は、1909年に発表された小説で鷗外作品としては異色とされる。題名はラテン語で性欲的生活を意味するvita sexualisから。「魔睡」も1909年に発表された短編小説。鷗外のありのままの日常とその日常でうまれるありのままの精神を描写した作品である。 目次 ヰタ・セクスアリス 魔睡 著者プロフィール 森 鷗外 (モリ オウガイ) 文久2(1862)―大正11(1922)。石見国津和野(現:島根県津和野町)出身。明治14(1881)年東京大学医学部を卒業後軍医となり、17年~21年ドイツに留学。40年、陸軍軍医総監・陸軍医務局長になり、軍医として最高職についた。 大正5(1916)年予備役となり、6年帝室博物館長兼図書頭。公務のかたわら、小説家、評論家、翻訳家として活躍。代表作に『舞姫』(1890)、『うたかたの記』(1890)、翻訳『即興詩人』(1892~1901)、『ヰタ・セクスアリス』(1909)、『雁』 (1911)、『阿部一族』(1913)、『山椒大夫』(1915)、『高瀬舟』(1916)、史伝『渋江抽斎』(1916)などがある。本名は森 林太郎(もり りんたろう)。
-
大活字本シリーズ 森鷗外⑥ 鼠坂
¥3,850
森 鷗外 著 A5判 296ページ 価格3,500円+税 ISBN978-4-86251-477-6 シリーズ第6巻「鼠坂」は、表題作のほか、「追儺」「佐橋甚五郎」「蛇」「杯」「木精」「空車」「心中」「椙原品」「百物語」の10篇を収載。森鷗外作品の中で、怪奇的な雰囲気の作品を集めた。 もともと鷗外が欧米怪奇小説の紹介や翻訳をしてきたことは知られている。短編集であるため、鷗外作品に触れてこなかった方々にも、手に取りやすい一冊となっている。 目次 鼠坂 追儺 佐橋甚五郎 蛇 木精 空車 心中 椙原品 百物語 著者プロフィール 森 鷗外 (モリ オウガイ) 文久2(1862)―大正11(1922)。石見国津和野(現:島根県津和野町)出身。明治14(1881)年東京大学医学部を卒業後軍医となり、17年~21年ドイツに留学。40年、陸軍軍医総監・陸軍医務局長になり、軍医として最高職についた。 大正5(1916)年予備役となり、6年帝室博物館長兼図書頭。公務のかたわら、小説家、評論家、翻訳家として活躍。代表作に『舞姫』(1890)、『うたかたの記』(1890)、翻訳『即興詩人』(1892~1901)、『ヰタ・セクスアリス』(1909)、『雁』 (1911)、『阿部一族』(1913)、『山椒大夫』(1915)、『高瀬舟』(1916)、史伝『渋江抽斎』(1916)などがある。本名は森 林太郎(もり りんたろう)。
-
〝正しい〟宗教の辞め方・断り方
¥1,760
早川 和宏 著 46判 240ページ 並製 価格 1,600円+税 ISBN978-4-86251-487-5 安倍元首相の暗殺をきっかけに、旧統一協会の問題が世間を騒がせている。多額の献金による経済的な破綻や、家族が離散するといった悲劇的な実態が報道されている。加えて、統一協会と自民党との癒着が明らかになってきた。 本書は、創価学会、阿含宗、天理教、旧統一協会などの「新興宗教」の信者や、その家族への取材や手紙を通じて、具体的に「新興宗教」の問題を指摘している。 行き過ぎた金集め、強引な勧誘は、創始者の理想を忘れた教団運営がもたらしたものである。 さらに、信者の票を当てにする、政治家や政党の問題点も指摘している。 「宗教の辞め方・断り方」を表題に掲げているが、新興宗教に限らず、既成宗教も含め、ブラックビジネス化した「宗教」の実態をわかりやすく伝える本である。 また、「辞めたあとに、何を頼りにすれば良いのかわからない」という人間の心の弱さの問題もフォローしている。 宗教上の悩みを持たない方にとっても、実態を知ることで、今後トラブルに巻き込まれずに済む方法を得られるだろう。 目次 はじめに 1章 新興宗教に熱中する家族を辞めさせたい 辞めると何をいわれるかわからない 教団から裏切り者といわれたくないのですが…… 辞めるのはいいが、辞めた後に頼るものがない 馬鹿らしさを感じても、続けていればいいことがあるのでしょうか 他人を犠牲にする教団が人を救えるのでしょうか 家族の入信で、家の中がメチャクチャになった 新興宗教に熱中する家族を辞めさせたいのですが…… 一刻も早く家族を宗教からとりもどしたい…… 2章 罰が恐い、崇りが恐い…… 水子の霊、先祖の霊などの崇りはあるのでしょうか? 健康を損ね、仕事が順調でないのは「先祖の崇り」といわれたのですが お金を出せば本当に霊障は取り除けるのでしょうか? 宗教を辞めると「必ず崇りがある」といわれ不安です 教団を離れたら、体調が悪くなって困っているのですが…… それでも、罰や崇りがないという証拠はあるのでしょうか? 新興宗教を考えなおすための書物を知りたいのですが…… 3章 私は「これで」新興宗教を辞めました 指導者のスキャンダルは、周りの幹部が悪いせいでしょうか? 教義の根本のまちがいを知ってしまった 教義を勉強した結果、裏切られていたとわかった 大名ぐらしをする教団幹部の姿勢、生活の在り方に失望した 教祖の教えを逸脱している〝たかり体質〟に我慢できない 疑問点を自分で確かめて、教団の過ちを知ってしまった 教団指導者の前歴を知って、信仰に自信をなくしました 4章 教団が恐くて、辞めるに辞められない 教団を辞めたときの仕打ちや暴力が恐くて辞められません 辞めることで会社の上司や取り引き先との関係を壊したくない 辞めることで友人関係を壊したくないのですが…… 教団内での上下のしがらみが切れない 教団指導者から直々の手紙がきて、辞める気持ちが揺らいでいる 信者仲間がしつこくつきまとってくるのですが…… 絶対に相手を寄せつけない決め手はありますか? 5章 「辞めて良かった!」 呪術信仰、宗教奴隷から自由になった 自分を偽ることの苦しさから逃れられた 辞めた後、後悔するのが恐いのですが…… まちがった宗教では、霊験はえられないのではないでしょうか 本当の神様を信じていれば、脅かしも恐くはありません いくつもの新興宗教を渡り歩いた末、心の平安をえてわかること 辞めてはじめて信者だったころの自分の勝手さに気がついた 6章 しつこい勧誘の断り方 なぜ、新興宗教の勧誘はしつこいのですか? 友だちからの勧誘を断ると友人関係が壊れるでしょうか 会社の上司、取り引き先から誘われて困っているのですが…… 信者が家に押しかけてくるのですが、うまい撃退法はありますか 相手の指摘にうなずける部分があって迷っているのですが…… 街角で新興宗教に誘われ、身体がおかしくなった…… どうすれば二度と新興宗教に誘われることはなくなりますか 7章 入信はしたものの、悩みは少しもなくならない 勧誘のときの話と全然ちがうので、信仰に身が入らないのですが 信仰を続けていても何もいいことがない とにかく金ばかりかかる教団には愛想が尽きた まわりを見ると暗い顔が多いし、すぐ辞めていく 教祖のスキャンダルは、信仰とは無関係なのですか? 信仰に疑問を感じて、自信が持てなくなってしまったのですが…… 内部告発や批判が本当なら教団はとっくに潰れているはずでは? 辞めたくても踏ん切りがつかないで、迷っているのですが…… 8章 教団が信じられなくなってきた 「教団の批判記事は読むな」といわれるのですが…… 特定の個人が〝本仏〟になっているのはおかしくないのでしょうか? 教団の指導者が信じられなくなった。どうすればいいのでしょうか 新しい信者を勧誘すれば、本当に救われるのでしょうか? 教会長の自殺が続いて、本部の態度にも疑問を感じるのだが…… 天理教を信仰すると貧乏になると信じられていて布教にならない 教典が変わったり本尊が変わったり、教団の変化についていけない 阿含宗がインチキならなぜスリランカから真正仏舎利をもらえたのか 教団の指導者に宗教者としての〝徳〟が感じられないのですが…… 9章 政治に利用されるのは、もうゴメン! 教団ぐるみ選挙は、やはり異常な姿ではないのでしょうか 教団のためなら不正選挙をしてもいいのでしょうか? 教団の命令で応援した相手が、応援に値しない人物であったら…… 強烈な内部告発について、なぜまともな反論ができないのですか? 世間との交渉を持つ中で教団に対する疑問が大きくなってしまった 教団にとっての政治家の役割とは何なのでしょうか? なぜ、政治家は宗教団体に近づいてくるのでしょうか? 10章 教団を辞めるための実際の手続き(実例つき) 創価学会を辞めるには、どうしたらいいのでしょうか 辞める手続きをした後、引き止められないか不安なのですが…… 天理教を辞めるには、どうしたらいいのでしょうか ご本尊・ご神体を返したいのですが、どうしたらいいでしょうか? 阿含宗を辞めるには、どうしたらいいのでしょうか 悩む人のために仏教情報センターというのがあると聞いたのですが 教団を辞めていった人たちのグループはありますか? 11章 宗教的手口の見つけ方・断り方 どんな人がだまされやすいのでしょうか 世間を騒がせる霊感商法に引っかからない注意点を教えて下さい 老人を狙う悪徳商法を見破る方法はありますか? 自分はだまされないと自信を持っている人ほど実は危ない? 子供が超能力商法に夢中なのですが…… 電話セールスの相手がすぐに電話を切るような断り方を教えて 宗教を謳い文句にした能力開発センターは信用できますか? 12章 幸せになるための近道は? どうやったら、自分の運命を変えることができるのでしょうか 本当に信じられる教団を教えてほしいのですが…… 神や仏は、本当にわれわれの振る舞いを見ているのでしょうか どうしても、お金に対する執着が強いのですが どうしても隣りの〝庭〟は良く見えてしまうのですが 本当の宗教の力ならガンも治るのでしょうか 幸せになるにはどうしたらいいのでしょうか? 幸せになるための近道はあるのでしょうか? 人生の指針となるものがほしいのですが…… 終章 旧・統一教会問題のベースにあるものについて 「なぜ、似たような宗教問題が繰り返されるのか?」 統一教会の教勢拡大の意外な立役者 新宗教にだまされる宗教学者 日本には宗教を含めた真の教育がない あとがき 統一教会関連団体リスト 著者プロフィール 早川 和宏 (ハヤカワ カズヒロ) 1948年生まれ。 立教大学経済学部にてマルクスの哲学および弁証法・マックスウェーバーの社会学を学ぶ。卒業後、社会派ジャーナリストとして活躍。心の変革、社会の変革を目標に掲げ、幅広いテーマに取り組んでいる。ひとりシンクタンク「2010」代表。 主な著書として『魔法の経営』『日本発!世界No.1ベンチャー』(三和書籍)、『会社の品格は渋沢栄一から学んだ』(出版文化社)『νG7量子水』(ヒカルランド)など。訳書に、ミナ・ドビック著『ミラクル』(洋泉社)などがある。
-
大活字本シリーズ 森鷗外⑤ 渋江抽斎(下巻)
¥3,850
森 鷗外 著 A5判 352ページ 価格3,500円+税 ISBN978-4-86251-476-9 シリーズ第5巻「渋江抽斎」は鷗外の史伝小説の第一作であり、史伝三部作の一つである。江戸時代の侍医、考証学者であった渋江抽斎とその妻五百や子孫について描いた作品。江戸時代のお金事情や、女性が軽んじられていた時代にたくましく生きた妻五百など、抽斎の生き様以外の魅力も詰まった作品である。 目次 その五十八 その五十九 その六十 その六十一 その六十二 その六十三 その六十四 その六十五 その六十六 その六十七 その六十八 その六十九 その七十 その七十一 その七十二 その七十三 その七十四 その七十五 その七十六 その七十七 その七十八 その七十九 その八十 その八十一 その八十二 その八十三 その八十四 その八十五 その八十六 その八十七 その八十八 その八十九 その九十 その九十一 その九十二 その九十三 その九十四 その九十五 その九十六 その九十七 その九十八 その九十九 その百 その百一 その百二 その百三 その百四 その百五 その百六 その百七 その百八 その百九 その百十 その百十一 その百十二 その百十三 その百十四 その百十五 その百十六 その百十七 その百十八 その百十九 著者プロフィール 森 鷗外 (モリ オウガイ) 文久2(1862)―大正11(1922)。石見国津和野(現:島根県津和野町)出身。明治14(1881)年東京大学医学部を卒業後軍医となり、17年~21年ドイツに留学。40年、陸軍軍医総監・陸軍医務局長になり、軍医として最高職についた。 大正5(1916)年予備役となり、6年帝室博物館長兼図書頭。公務のかたわら、小説家、評論家、翻訳家として活躍。代表作に『舞姫』(1890)、『うたかたの記』(1890)、翻訳『即興詩人』(1892~1901)、『ヰタ・セクスアリス』(1909)、『雁』 (1911)、『阿部一族』(1913)、『山椒大夫』(1915)、『高瀬舟』(1916)、史伝『渋江抽斎』(1916)などがある。本名は森 林太郎(もり りんたろう)。