-
日本復活と青少年教育
¥2,420
社会の安定・継続のあり方 森田 勇造 著 A5判 224ページ 価格2,200円+税 ISBN978-4-86251-481-3 約半世紀にわたる著者の青少年健全育成活動と、世界142か国をめぐり行なった諸民族踏査の経験から考える、日本を元気に復活させるのに必要なことをまとめた。 よりよい日本を作っていくためにはよりよい社会を担っていく人材を育てていくことが重要である。そのために必要な青少年教育に必要な要素をまとめてある。 目次 はじめに 第1章 日本国と日本人 1 不思議な国・日本の現状 (1) 活力のなくなった日本 (2) 世界一の統合国家・日本 (3) 日本国騒乱 (4) 島国ではなくなった日本 (5) 日本的家族の崩壊 (6) 自殺率が世界一高い日本 (7) 日本国の再認識 (8)「日本」という土俵の上で (9) 日本の必要条件 (10) 現代日本の怪物“ぎまん” 2 日本人という民族 (1) 民族の言葉と風習 (2) 遅れてきた民族 (3) 民族的日本人とは (4) 日本人としてのあり方 (5) 先取り好みの日本人 (6) 逞しい日本人の育成 (7) 日本人の保証 (8) 日本人が誇れるもの (9) 日本人に名誉と勇気を 3 日本的文化 (1) 日本文化の原点 (2) 日本人と自然 (3) 稲に育まれた感性 (4) 稲作文化としての新嘗祭 (5) 天皇即位に必要な大嘗祭 (6) 文化戦争と教育 (7) 日本語の二通りの数え方 (8) カタカナ姓は異文化 (9) お正月の原点 (10) 日本の元旦の習わし (11) たなばたの原点 第2章 日本からの再出発 1 国際化する日本 (1) 世界の中の日本 (2) 日本人の国際化と国籍 (3) 日本の国際化と国民教育 (4) 先進国・日本国からの発信 2 世界における日本のあり方 (1) 大東亜戦争の人類史的考察 (2) 世界における日本の役目 (3) 東洋の概念と野外文化教育 (4) 野外文化教育学会の国際的役目 第3章 日本の安定・継続と青少年教育 1 日本復活に必要な国民の育成 (1) 国民づくりは自然教育から (2) 国語と自然環境 (3) 戦争を遺産とする知恵 (4) 祖国日本を信じよう (5) 千三百年間の戦略的“大嘗祭” 2 日本の安定・継続のために (1) 社会の安定・継続と少年教育 (2) 日本人からの出発 (3) 人民融和のための青少年教育 (4) この日本誰に渡す あとがき 著者プロフィール 森田 勇造(モリタ ユウゾウ) 昭和15年高知県生まれ。昭和39年3月東京農業大学卒。 昭和39年以来、世界(142カ国)の諸民族の生活文化を踏査し続ける。同時に野外文化教育の研究と啓発、実践に努め、青少年の健全育成活動も続ける。元国立信州高遠少年自然の家所長。元国立大学法人東京学芸大学客員教授、現在、公益社団法人青少年交友協会理事長、野外文化研究所所長、野外文化教育学会顧問、博士(学術)、民族研究家、旅行作家、民族写真家。平成24年春旭日双光章叙勲。
-
人づくり意識革命
¥2,970
科学的文明社会に対応する野外文化教育 森田 勇造 著 A5判 336ページ 2700円+税 ISBN978-4-86251-480-6 「今日、子どもたちの多くは、高度な科学的文明社会の中で、受験戦争と多くの情報や先端技術に追われて孤立化し、家の中に暮らす〝引きこもり現象〟を起こしている。」 このような現象を引き起こしたのは金権や利権ばかりを追い続けてきた政治に他ならない。こうした現状を叩き直す為にも、次世代を担う青少年への教育の重要性を理解し、その育成に力を入れていかなければならない。 本書は、青少年への教育に尽力してきた著者が提唱する「野外文化教育」の根底を紹介している。 目次 Ⅰ・人づくり意識革命 1 新しい社会人準備教育 2 公教育と生活体験 3 これからの教育改革 Ⅱ・子どもたちを救え 1 少年教育の革命 2 少年教育は予防対応 Ⅲ・科学的文明社会への対応 1 科学的文明時代 2 孤独な文明人 著者プロフィール 森田 勇造(モリタユウゾウ) 昭和15年高知県宿毛市生まれ。昭和39年3月東京農業大学卒。 昭和39年以来、世界(142カ国)の諸民族の生活文化を踏査し続ける。同時に野外文化教育の研究と啓発、実践に努め、青少年の健全育成活動も続ける。元国立信州高遠少年自然の家所長。元国立大学法人東京学芸大学客員教授、元公益社団法人青少年交友協会理事長。現在、野外文化研究所所長、野外文化教育学会顧問、博士(学術)、民族研究家、旅行作家、民族写真家。平成24年旭日双光章叙勲。
-
矛盾の研究
¥6,600
子どもにおける矛盾の意識化と克服 ジャン・ピアジェ 著/芳賀純ほか 訳 A5判 396ページ 並製 本体6,000円+税 ISBN978-4-86251-464-6 ピアジェの「発生的認識論」は、I.プリゴジンやH.フォン=フェルスター、S.パパートといった人々から異口同音に共感を寄せられ、関心を集めている。本書はジュネーヴの「国際発生的認識論センター」紀要第31・32巻の全訳であり、『認知構造の均衡化』(同紀要33巻)と並んで、発生的認識論の基本概念である「均衡化」の理解に欠かせない重要文献である。 目次 序文 序論 第1部 子どもの矛盾のさまざまな形態 第1章 閾下差異の推移律と加法性 第2章 部分の合成における矛盾 第3章 二重逆転にみる不合理に対する反応 第4章 バネを使用した実験における矛盾 第5章 予想が確認されないのを前にしてのさまざまな態度 第6章 観察できる諸事実の協調化における矛盾 第7章 鏡映の逆転と屈折の解釈における一貫性の発展 第2部 肯定と否定の関係 第8章 包含関係の誤った相称性から生じる矛盾 第9章 2つの集合間の一方的な単純移動と相互的な移動 第10章 接触と分離 第11章 矛盾と量の保存 第12章 矛盾と空間的・運動学的な保存 第13章 いっぱいと空っぽ 第14章 《ほとんどない》に関する矛盾 第15章 外的要因が重なった場合の矛盾 一般的な結論 訳注 訳者あとがき 訳者紹介 著者プロフィール ジャン・ピアジェ ジャン・ピアジェは、スイスの心理学者( 1896年8月9日 – 1980年9月16日)。20世紀において最も影響力の大きかった心理学者の一人。