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大活字本シリーズ 太宰治⑦ グッド・バイ

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太宰 治 著
A5判 348ページ 並製
価格3,500円+税
ISBN978-4-86251-458-5

 太宰治シリーズ最終巻である本巻は「グッド・バイ」を表題に、「ダス・ゲマイネ」「畜犬談」「道化の華」を大活字、読み仮名付きで収載した。
 太宰は、本シリーズの第1巻に収載した「人間失格」を書き終えたのちに「グッド・バイ」の執筆に取り掛かった。しかし、その完結を迎えることなく玉川上水に身を投げた。
「グッド・バイ」の主人公田島周二には幾人もの愛人があったが、戦後の不景気もあり身の回りを整理しようと考える。そこで、ひどいダミ声だが絶世の美女永井キヌ子を妻と偽り紹介することで別れを告げようと考えるが…
 本文の語り口は軽妙であり、読者をクスリとさせようとする太宰のサービス精神が垣間見られる名作である。

目次

グッド・バイ
ダス・ゲマイネ
畜犬談
道化の華

著者プロフィール

太宰 治(ダザイ オサム)
1909年(明治42年)、青森県北津軽郡金木村の大地主の六男として生まれる。本名、津島修治。
薬物中毒になりながらも、第二次世界大戦前から戦後にかけて作品を発表。主な作品に『走れメロス』『お伽草紙』『人間失格』『斜陽』などがある。戦後は流行作家として活躍するも、1948年6月13日、玉川上水で愛人であった山崎富栄と入水自殺。享年38。

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